取り組むべき課題
国により2040年までに道内で約9GW~15GWの洋上風力導入目標(※)が示され、現在、2海域が促進区域、3海域が有望区域に指定されるなど高いポテンシャルが期待される一方、東北・九州などの地域と比べ人材育成の取り組みが進んでおりません。※洋上風力の産業競争力強化に向けた官民協議会(令和2年12月15日)
- ・その背景には、道内の教育機関や企業の洋上風力発電への理解醸成や連携構築が進んでいないこと、人材育成の取組を検討する体制等が整備されていないことが挙げられます。
- ・そこで、北海道大学が道内の洋上風力人材育成のハブとなってローカルネットワークを形成するために設置した“北海道洋上風力アカデミー”を通じて、洋上風力発電事業に関する人材育成に資するカリキュラムを提供・拡充していきます。
今回の事業の内容
(1)カリキュラムの実装/受講準備
過年度事業にて整備した人材育成カリキュラムを九州大学洋上風力研究教育センターの「洋上風力発電人材育成講座」受講管理システムを利用して、令和8年度下半期から提供します。提供に先立ち、これに必要な講義ビデオの編集や広報などの開講準備作業を進めます。
(2)カリキュラムの拡充
協力者として参画する北海道洋上風力人材育成コンソーシアムの教育機関・企業等と連携し、事業開発分野を中心に既存カリキュラムの拡充及び未整備である分野の新規開発について検討し、次年度以降の提供に向けた体制構築などの準備・調整に取り組みます。
代表者からの一言
北海道の洋上風力資源は我が国の3分の1を占めると推測されています。これら自然資本を活用した洋上風力発電産業の健全な成長に、人材育成は必要不可欠となります。北海道洋上風力アカデミー:HOAでは、昨年度の本事業の成果を活用して今年4月に設立した産学官金連携拠点である北海道洋上風力人材育成コンソーシアムと連携し、これまでに開発した人材育成のためのカリキュラムの実装と拡充およびこれに関連する啓発活動を推進します。
国立大学法人北海道大学副理事・教授
宮下 和士
実施体制
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